シナリオ「紅い狭間」

先日(直ぐ下の日記)アクトトレーラーを載せたセッションが恙無く終わりました。
で、実験的にシナリオの公表と、セッションレポートもどきでも書こうかと。
と、言っても私はN◎VAのシナリオは非常に変則的な造り方をします。


具体的にはシーンを造りません。
何でって言いますに、やっぱキャストの行動次第でガンガン変えたいじゃないですか。
なので私がアクトトレーラー以外で造るのは。


一、話の概要
二、OP時の前提状態。(時にはOPのマスターシーン)
三、各ゲストの目的と行動理念。設定。


これだけ出来ていれば、後はゲストが勝手に動いてくれます。
勿論、動きを把握しきらなくちゃデスガ。
後は時間があるなら、各ゲストのタイムスケジュールを立てます。
勿論、コレは真正の意味でのタイムスケジュールであって、只のゲスト視点での予定です。


これで気を付けなければいけないのは、ゲストの設定や行動理念なんぞ、絶対にキャストに説明しない事。
や、聞かれたり、言う方が美味しい場面では言いますが。
誰も知りたかないのに「聞いて聞いてw」とか痛い事しないのが肝要です。


ゲストには全力で愛情を注いで造ります。その方が話が面白くなる。
但し、その上でゲストには絶対情けや贔屓をかけない事。

これが私のRLとしての鉄則な訳です。
さて、与太話はヨシとしてシナリオを開示ですよ。

シナリオ名「紅き狭間」


【概要】
何かテロが起こってる。何時もの事だねワハーイ。
子供が生えました。ニョキニョキと。花はまだ咲きません。
この娘は誰?テロリストは誰?何処から来たのー?
蝙蝠だけーっが知っている♪
(原文そのまま)*1

スイマセンゴメンナサイ。時間が無かったんです。後二つのデータはちゃんと在りますので勘弁して下さい(土下座)


【前提状態】
テラウエアの研究員であるジキタリスは、『ダークネスプログラム』なる物を開発していた。
『ダークネスプログラム』。それは表の社会通念的に否定される感情や人格、倫理や自制により抑圧される衝動等、そして精神異常や障害等、俗に『心の闇』と言われる部分を掌握、操作し。逆に力や才能へと昇華しようと言うプログラムである。・・・・・・本来は。
しかし、最初にジキタリス本人に使われたそのプログラムは不完全な物だった。
結果。更なる才を得た代わり、彼女の『闇』は暴走。新たなる人格を生み出す。
皮肉を込めMr.ハイドと名づけられた彼は、プログラムを更に悪意的なものへと改良していく。
一つは洗脳利用プログラム。そしてもう一つは『闇』の人口生成。
大勢の人間の『心の闇』をデータ化。集約、人口無能化する事で、通常では絶対に在り得ないルーチンのプログラムを作成。それはそのまま『闇(ダークネス)』のコードで呼ばれ、超高度なハッキングの力を示した。
Mr.ハイドによりプログラムを施され、同じく『闇』を暴走させた尾野九作は最後の理性で社とは線を引き、個人としてのテロを始める。勿論、有用なデータが取れるテロをMr.ハイドが拒否しよう筈も無い。
あらゆる意味で規格外のルーチンを持つダークネスプログラムに、既存のセキュリティは悉く無力化され、彼等は着実に戦果を上げ続けた。
しかし、彼等にも予定外の事象が二つ起こる。
一つはテロを調査し、真実に迄辿り着いたフェイトが居たこと。
もう一つは・・・。人口無能である筈の『闇』に、在り得ざる人格が生まれつつあった事。
そう、闇がある以上。其処には光が生まれるのだ。

フェイト、善童朱の言葉(トゥルース)が『闇』の人格を目覚めさせ。
『闇』は持ち前の高高度技術(電脳神)にてその身を借り受け、仮初の身を得る。
一時的に正気を手にしたジキタリスは愛しき人へ依頼を、願いを託す。

かくて運命の扉は開かれる。




【ゲスト共の事情】

☆ジキタリス

女 年齢はPL②に合わせる。
タタラ◎ ニューロ● ミストレス
イメージボイスは林原閣下辺り?


彼女が『ダークネスプログラム』を開発研究していたのには理由がある。
『闇』を昇華するこのプログラムが完成すれば、『社会不適合者』として闇の世界に生きるしか無い者たちに光の世界への選択肢を与える事が出来る。そう考えたのだ。
いや、端的に言ってしまおう。彼女はPC②に光の世界へ来て欲しかったのである。
無論、それがエゴである自覚は在る。光の世界への選択肢を渡しても尚、PC②が闇の世界を選択する可能性も分かっている。
だがそれでも彼女には、愛しい者が何時死に沈むとも知れぬ闇に身を浸している事が、耐え切れぬほど恐ろしかったのだ。
無論。PC②の前ではそんな態度は億尾にも出さない。心配や迷惑をかける気は無い。
しかし、矢張り罪悪感と焦燥感は積もっていった。
その挙句が、思い余っての自分への人体実験。
彼女の『心の闇』は、研究者として己の探求の為に全てを踏み躙る人格として結実した。


OPで彼女は善童のトゥルースによって一時的に正気を取り戻し、
善童のIANUSに入り込み、肉体を得た“闇”の手を引き脱出する。
やがて正気の限界を感じた彼女は、“闇”にPC②から話に聞いたことの在るフェイトPC①の元へ行く様指示、行かせた後。自分のIANUSにハッキング、自ら昏倒する。
その際。最後の正気を使って、PC②に依頼のメールを送ったのである。

PC②が電話をかけた場合。Mr.ハイドを出す。
声はジキタリスのままなので、場の状況から判断して半端に情報を渡してやる。
但し、コネ判定で高い数値を出したならジキタリスが出る。良い様にMr.ハイドに妨害されて都合の良い量の情報を与える(笑)
クライマックスシーンでは、ジキタリスのコネ判定に成功することで説得が出来る。
場のノリで特殊な精神戦(昔の説得オプションみたいな感じで)とするか、あるいは・・・
・・・なんつかーかもう、達成値高くてロールが格好良けりゃ成功で良いんじゃないか?
まあ、恐らく今回のゲストの中では死亡率が三番目に高い。悲しく切なく死ぬのが妥当かね。



☆“闇”   ザ・ダークネス

性別はPC①と逆が美味しかろ。まあ女の子か妥当だが。年は子供。
マネキン◎ ニューロ● アヤカシ  (ライフパス:AI ブランチ:クラッカー)


この場合の闇とは、一般常識や倫理等から排斥され、封印ている思想や感情等を指す。
まあその辺の概念は前提状態に書いたので差っ引くが、人格を持った彼女(暫定的に彼女とする)自身がそう言った感情で構築されている訳ではない。
寧ろデータ化された「それら」と相対する形で生まれた人格である為。至ってマトモ(と一般にされる)な性格をしている。
但し、生まれて間もない上プログラムの影響を受けているので、多少の脈絡無く分裂症の症状を示し、かつ一般常識に把握出来ていない欠落が多々ある。
まあ、分裂症は思いついた様に恐怖症各種位。一般常識は、ま、ホラ。良くあるでしょ?あんなふーに演出する方向で。
一応、バックアップデータとして善童の知識を使っても居るが・・・・・・止めとけ。演出してたら切りがネエ・・・。
肉体としては善童の体を、本人同意の元に乗っ取っている訳だが。体は未熟な精神に合わせて幼い姿となっている。(つか、年齢不詳のオッサンがヒロインじゃ様にならんだろ。ま、アヤカシだし)


人格が生まれてからも体を手に入れるまではテロ活動に使われてた訳で、特等席で殺戮を見ていた訳で。挙句それが自分の力の結果だとも知ってる訳で。
しかし己の行為を如何に忌避しようとも、造られた存在である彼女には。その支配を脱すると言う発想自体が出来なかった。(思いつく事さえ出来れば、彼女を縛る物はこの時点では何も無い。自意識を持たぬ筈の物を縛るプログラムなど組み込む訳が無いのだから。)
故に溜まり続ける罪悪感と心理的圧迫から来る悲痛な叫びを感知したのが善童である。
闇に親しみ、アヤカシの血を引く故の〜ってな理屈はまあ置いておいて(笑)
要は“闇”の窮状に気づき、救うべくその精神を開放したのだ。(“闇”のプリーズ!→善童のトゥルースの演出)


OP時の彼女は非常に上記の理由で酷く不安定であり、故に唯一の光明で在るPC①に対し、其れこそ飢えに餌を与えられた子犬の如く懐く。
彼女のPC①への依頼は、『自分に名前を付けて欲しい』である。
闇は、理解出来ぬからこそ闇。名付けられた闇はその力を大きく減ずる。
彼女が、己の人格を侵食する『データとして集束された闇』であるプログラムに負けぬ為の依頼なのだ。(無意識に悟ったのか、或いは善童かジキタリスの入れ知恵かは不明だが。)

彼女の依頼や奇行に戸惑っている間に影狐(後述)の襲撃が行われ、PC①は事件に巻き込まれる訳だ。
当たり前だが、初対面も甚だしくかつ報酬等一切望めぬ依頼人である。どう考えてもほっぽり出すのが普通の判断だ。
しかし、PC①はそうしない。つーかハンドアウトと事前説明でそう仕向けるように。敵方に勝手に勘違いされて無理矢理巻き込まれる。と言う方法も無いでもないが。この話はスラップスティックギャグアクションでは無いので・・・。


クライマックスフェイズで彼女にはMr.ハイドの電脳神(リサーチフェイズの間にコツコツ作った『“闇”ドミネートプログラム』)により再び敵の支配下に落ち、周りの電脳機器を次々とクラッシュさせる。*2
と、同時にその身体に限界が来る。一人の身体に二人分の精神が入っていられるのは此処迄なのだ。そして限界を超えれば、人格として成熟の足りない彼女の方が壊れる。
彼女を救おうとする場合。クライマックスフェイズが閉じる前に、ドミネートプログラムから開放し。そして彼女の精神を安全な状態にする必要がある。
後者は簡単。タイムリーで身体を取り寄せるなり。電脳神で一時的にセレクタリに押し込めるなり。何にせよ善童の身体からさえ出せば彼女自身の<霧化>で何とでもなる。*3


ドミネートプログラムからの開放の条件は、先ずは神業(演出次第で達成値21以上で許しても良い。)に加え、
彼女に『名』を与えている事が条件となる。
但し。全く何の想いも込めていない名前は却下。逆に独り善がりに長々と込め過ぎても却下。重要なのは、其処に彼女の想いや意思が在る程度以上介在しているか。
上手い名前なら大抵許可とする。後はその場でのロール次第。*4

与えられた名前を持って、彼女が『自分』を持つことが出来れば成功である。


☆“黒狐”尾野九作   クロギツネ オノキュウサク

30代後半あたりの中年男性。
カリスマ◎ チャクラ● カゲ (ブランチ:ソードマスター)
イメージボイスは若本規夫大先生。


元々はテラウエアの中でも結構上の方に居た幹部の一人。
只、経営手腕よりも人望の高さと、裏の工作員としての実績が主。
古くからウイリアム多聞に仕えており、彼に絶対の忠誠と尊敬を奉げている。勿論多聞の裏の顔も知っている。
心より敬愛する多聞の役に立ちたいと、能天使*5になる事を望むが、彼には致命的な弱点があった。
端的に言えば、彼は優し過ぎたのである。もっと言えば甘かった。(その偽りの無い優しさ故の人望、カリスマだったのだが。)
同じ工作員同士の殺し合いなら未だしも、無関係な人間を殺したり不幸を撒き散らす事にどうしても耐えれなかったのだ。
これは過激派である氷の静謐の一員としてはとても立ち行かない。
社長の役に立ちたい。彼の理想の為の礎となりたい。しかし、甘さを捨てきれぬ自分では寧ろ邪魔になるばかりだろう。そんな自分の半端さがどうしても許せなかった。
それ故。彼はダークネスプログラムへ身を浸したのだ。
結果。彼の心の闇はチャクラとしての業。己の求道へのみ全てを奉げ、他者を感知せず。只、己への試練や鍛錬としてしか見ぬ性質へと結実する。
無論。その求道とは多聞の為の物だが。その道は何処までも独り善がりであり、都合や合理等は虫食いの如く抜けている。「多聞の為に只管邁進している自分」が大事な状態である。
そして彼は短絡的としか言いようの無い、全く配慮の無いテロ行為を開始する。
(最も、それでも無駄な死人は極力出さない様にしては居た。元来の優しさも、別に消えてなくなったわけではないのだ。)


だが、彼も其処まで馬鹿ではない。ダークネスプログラムに身を浸した結果。自分が暴走する事は覚悟の上であった。寧ろ、自分の暴走がどの様な形になるのかもある程度予測が付いていた。
それ故に彼はプログラムを自らに施す前に、自らを閑職に左遷。Mr.ハイドに洗脳処置を施した私兵を集めさせ、個人として活動を起こせる状態を作り上げた。
多聞への報告は数回程。それも偶然を装い(PC④のOPシーンで聖書を落とし、偶然通りかかった多聞が拾う。)そして多聞からは一切何も言わない。完全に自分のみの責任で処理できる範疇に抑えたのだ。


プログラムの効果で彼に現れたルール的な変化は、カリスマだったキーがチャクラに変更。ブランチ:ソードマスターの取得。の二つ。カゲのスタイル持ってるくせに死点撃ちを取得せず、徹し+ソードマスターを使うというスカタンである(笑)
当たり前だが、ストレートに敵キャラ。普通死ぬ。先ず死ぬ。
PC④の上司であるが狐面で顔を隠しているので序盤は分からない。でも美味しそうなタイミングでサクッと狐面を落とすが吉。
そう、仮面は暴かれるためにある!(どかーん)
神業の内ゴスペルだけは運用に工夫が欲しい。まあ、今際の際に正体をばらし、上司を死なせる事になったPC④に使用。あるいはジキタリスの事情をPC②に話して聞かせて使用。辺りが妥当か。


クライマックス戦闘開始のイメージはアクトトレーラーにあった台詞。あの言葉に続け、「ゆぅぐれは・・・昼と夜。即ち光と闇の選択の時。・・・そぉう。選択には。赤い。紅い!代償が必要なのだよ!!(Mr.ハイドが電脳神使用。闇を掌握)」



☆“影狐”尾野 九作  カゲギツネ オノキュウサク

年齢性別不詳。まあ、PC④に合わせるのが妥当。プロテウスな人。
カゲムシャ● カブトワリ◎ カブト (ブランチ:ホロウ)


もう一人の尾野九作。勿論本物ではなくキーの示すとおりカゲムシャ。このキャラに独自の名前は無い。Xランク住人である。
プロテウスの変装機能を使い重役の影武者役をこなすと同時に、当人にすら通達せず本人として行動する事で二心の有無を調査する事を役目としており。中でも工作員として行動する事の多い尾野の身代わりをする事が多かった。
しかし、そんな彼にある日大きな問題が生じる。
カゲムシャとして己を殺し、対象に「なって」完璧に仕事をこなしていた彼の中に、よりにもよってな個人的感情が芽生えたのである。
ぶっちゃけPC④に惚れてしまったのだ。
恋は魔物。何ぞと言っても本人にして見れば洒落にならない。
宿主の影となって己を消す事が彼の仕事であり、アイデンティティである。と言うか彼はそれ以外の生き方を知らず、選べない。
そんな彼にとって、特定の人物に思慕を覚えていると言う状態は致命的。事実、仕事に今までは有り得なかったミスを多発させる事になる。
恋が、彼の心を表の方にまで引きずり出してしまったのだ。そして心のあらわなカゲムシャは成り立たない。役に立たない何て騒ぎではない。


それが、彼がダークネスプログラムに手を出した顛末である。
彼はプログラムを受けた者の中でも、最も望み通りの効果を手に入れたと言える。
『自我』の極端な希薄化(ルール的にはブランチ:ホロウ4Lvの取得)。彼の心は再び、いや前以上に深い闇へと沈んだ。
尾野九作がPC④の上司に流れてきたのも偶然ではない、自分の制御を確かめる為の彼の希望だったのだ。


リサーチフェイズに彼は、変装機能を使って事件を調べるトーキーの振りをしてキャスト達に近づく。
マスカレイドを起動しており、人格は典型的なハイエナトーキー。
ネチネチと情報を聞き出そうとして来たり、キャスト達を誘導する情報を匂わせたり撒いたりする。後、心持ち程度にPC④に近づく事。(本人にも自覚は無い。)
性能的にはタクシードライバーを距離外射撃で遠距離から撃って来る、セキュリティに強い暗殺狙撃者タイプ。つーか、ぶっちゃけ撃ち込まれた弾丸を調べる事によって、狙撃者の情報を集めさせる為だが(笑)

後、PC④への恋情については。まず間違いなく一切出さない事。
この設定の目的は、PC④が場の主役を持って行き切った時の保険でしかないし、もしもって行った場合も、余程状況がゴーサインを出さない限り黙っている事。
まあ、後は万一にでも隙の無い諜報何ぞという迷惑極まりないロールを廻さない為の自戒だが。特技乱用すると出来ちまうからねえ・・・。



☆“怪古主義者”善童朱  レトロジカリスト ヨシワラアケ

年齢不詳と言うか判別付きにくい(20〜40?)男性。
フェイト◎ マヤカシ● カリスマ (ブランチ:ハーフブラッド)


変態である。以上。


と言うのは冗談として、
奇妙な物言いと思想。ハザート前の神話や伝承各種と『闇』をこよなく愛する変態。
前髪で顔の上半分が隠れており、其の奥から怪しい妖光。何時もニヤニヤ笑ってる。
前に立つ者は罪悪感や欲望等心の闇を起こされ。その精神を其の闇の中に沈められてしまう。
言動はどう見ても敵風味だが実際の所は超が付くほどの善人で、何だかんだ言いつつ力無き者への力添えを一切惜しまない。特に可愛らしい少年の依頼だと俄然ヤル気が出るとか言う噂もあるが、気にしないのが吉。


元々は依頼*6で事件を調査していた彼だが、偶然にも彼は事件の真相と。まあ何と言うか相性が良かった。
『闇』と言う物に深い愛着と信念を持つ彼にとって、人工的に心の闇を増幅利用するプログラムは許されぬ冒涜であるし、
しかし逆に顕現した闇其の物であるそれ自体は其れこそ奇跡の如く大事な存在であるし、
何より犯したくも無い罪を重ねさせられて泣き怯える“闇”は何はなくとも救うべき存在である。

OPの処理をルール的に言おう。“闇”のプリーズ!に応じた善童は“闇”に対しトゥルースを使用。被造物故に出す事自体を発想できずに居た彼女の本当の望みを曝け出させ、“闇”に電脳神を使い、自らのIANUSに非難する様に指示。
同時にMr.ハイドにもトゥルース(こっちは自腹)を使用。ジキタリスの人格を一時的(そのシーン間)ながら復活させる。
その場に居た黒狐と影狐はまあ、状況が掴めなかったろうし。一応2対3な訳で、何とか脱出が出来たのだろう。


OP以降の彼は肉体的には“闇”と同じであるが、人格は眠っている。
これは未成熟な“闇”の精神を圧迫しない為だが、上記の通りそれでもクライマックスフェイズには限界が来る。
トゥルースや電脳神等によって情報を引き出そうとする場合。OPの正確な情報を与えること。トゥルースの場合は善童の【幻覚】の拡大解釈演出とする。
神業の内、守護神は“闇”かPC③の身が危険な場合に使う。
ゴスペルはクライマックスフェイズの終了時、“闇”の精神が非難させられていない場合。“闇”を生かす為。自らに使用する。*7


説明文の投げっぷりで分かるかもしれないが、このキャラは私の持ちキャストである。
幻覚+ゲシュタルト崩壊+集団催眠でトループを纏めて闇に沈めて他の参加者から『敵だ!お前絶対どー見ても敵ゲストだ!』とか言われ、
特徴的な技能は芸術:五目並べ2Lv。ブランチのハーフブラッドでワザワザ取ったのは忘却と言う極まったアホキャラ。
愛着のあるキャラを使えばシナリオの厚みは上がるが、当然独り善がりになり易くなる。
折りよく、今回の参加者はこのキャストと同じ卓を囲んだことがあるのは二人、話に聞いた事がある程度なのが一人で、残りの二人は初見。最後の二人の反応が非常に大事。
どれ位のバランスなら上手くプラスに働かせれるか、ちゃんと愛着を暴走させずに運用できるかと言う実験的な意図の上での使用である。
ちなみに、ゲストの中では4番目に死亡率が高い。死ぬ時はサクッと死なせる事。この辺も自分のRLとしての制御の図り所。



完成〜。長!?長すぎ!!

*1:ああ止めて!石ヲ投ゲナイデ!!

*2:特技のクラッシュセット&ブランチ:クラッカーキャスト人数−1LV。つまりは一気に全員のサイバーウェアを一つずつ吹っ飛ばす。最初のは神業の効果で達成値は21。先ずは神経加速機器を優先で壊す事。

*3:キャスト達が何の努力もしなかった場合は、霧化は使用しない。彼女は消滅する。いや、善童が止めるが。

*4:余談だが、満点の答えはクライマックス以前の時点で、彼女に『自分で名前をつけさせる事(突き放しては駄目)。』。まあ、普通気づくまい。気づいたら拍手喝采だわ。

*5:一応注釈しておくと、真教浄化派氷の静謐の工作員の称号。

*6:千早冴子かアルファオメガ辺り?

*7:21番ダメージ、魂魄消失。これで体の中にある精神は一人分となる。