さいころレビュー セッション後編


1月23日に行ったさいころフェスティバルのレビューです。
セッション以外のレビューは1月26日の日記に載せてます。
前編は昨日の日記です。


ともあれ、紆余曲折を経て*1何とか正気に戻ったハサン君に話を聞く一行。
曰く。


何か遺跡で見つかった仮神の幼生を使って研究してるらしい。
古文書通りに実験動物に儀式を施したら、本当に何か凄い事になるのでそのメカニズムを調べてるらしい。
ついでに見つかった仮神の幼生(胎児時点で儀式を施された人間)も何気に生きてたから調べてるらしい。
彼等を沈静化させる赤い粉が存在し、それが在れば化物達を可也抑えれる。
まあ、心霊的な事を科学的に調べたって大遠回りも良い所な訳で。
研究所の面々の壮絶に無駄な苦労に一同少々苦笑い。


どうも、デカイ実験動物や仮神は秘密の第二研究所にあるらしい事を知った一行。隠し通路を探して研究所を張り切って家捜し開始。


実験ネズミが襲ってきた!!
ズドーン!!(ショットガン発射)


死んだ研究員オバサンの幽霊が襲ってきた!!
即逃走*2


主な研究員の一人。エドワード爺さんの皮を被った実験トカゲが襲ってきた!!
これは結構接戦。神父様が至近に寄られてショットガン撃てませんでしたし。
ファンブルして仲間に強烈なダメージを与えた探偵も居ましたし。




他にも、死んでる事に気づかずに仕事続けようとしてるオッサンを発見。死んでる事に気づかない様にしつつ情報を聞き出したり。
彼の作った赤い粉の劣化習作を入手。神父のサブウエポンとして装備したり。
資料室を漁ったり、実験動物だけど無害な蛙の集団にショットガンぶっ放したり。サクっと死んでた所長の死体から住居スペースの鍵をゲットしたりと、順調に捜査を進める一行。


住居スペースでは所長の日記を覗き見ます。
ホラー物の基本はやっぱ化け物の目前で死ぬ寸前まで書かれた日記ですが。
NPCを覗けば平均年齢27.25歳と言う可也渋い年齢層の男性パーティーが、
揃って子持ちの中年男性故人の日記を読んでいるのは何とも不思議な風景ではあります。




日記によるとルトガー所長は可也慎重に研究をしていた模様。そりゃ物が物ですしね。内容は、


トンデモ歴史家のホープムーンが解読した儀式で動物を神物に変え、研究中。
神物は知的生命体の血の味を覚えると途端凶暴化するので基本的に動物の血を与える事にしていた。
しかしどうも動物の血の摂取はトンデモ無い苦痛を伴うらしく、与え続ければ比喩でなく発狂してしまう。
逆に知的生命体の血は極上の快楽と高い依存性を得るらしい。何と言うか危険千万。
秘密の場所にある第二研究所に大型の動物と仮神の檻がある。場所を知っているのは数名。
第二研究所には、赤い粉以上に彼等を沈静化させる赤い結晶が置いてある。其処に存在するだけで可也大人しくさせる効果がある。
但し結晶は付近で仮神か神人が凶暴化すると、沈静化仕切れずバックファイアで砕けてしまうらしい。
仮神の姿がアンマリにオッソロしいモノだった為に、手の開いてる研究員が軒並みビビってしまい世話をする人が居なかった。
しかし娘のソフィーが自分が世話をすると言う。何て優しい子だ、亡き妻にそっく(以下、延々惚気話)
研究研究でサッパリ相手にしていなかったせいで可也身勝手に育った娘だが、仮神の世話をしだして見違えるように優しくなった。
何か仮神にメリーとか名づけて、言葉を解さないのも諸共せず良く話しかけたりして居る。
研究の内容の内、儀式の仕方等の特に危険な事に関してはルトガー、エドワード、ホープムーンしか知らない。
万一漏れると事なのでその手の相談は、殆んど誰も来ず更に隠れる場所の全く無いメリーの檻の前で行っていた。
所がギッチョン、さっき娘とメリーが会話してた。しっかり普通に言葉で。
メリーが言語を解するなんて娘は一言も言っていない。そんな馬鹿な。
言葉を理解していたとすれば、メリーは儀式の方法は愚か、
内側からは開けれないとは言え、3日置きに更新していた檻の鍵の番号迄知っている事になる。
洒落にならない。娘にも詳しく話を聞かねばならない・・・・・・と思ったら娘が居ない!
挙句メリーの檻まで開いてる!つーか空だし!!
こりゃもう危険過ぎる。心霊機関に協力を要請して実験の廃棄を行おう・・・。




ここら辺で事件の真相が推理可能になって来たので、少し考え始めるPC達。
現状怪しいのはホープムーン。主要研究員の中で唯一死亡が確認されてないし。
但し、怪しすぎて逆に噛ませ犬臭がする為、イマイチ疑われてませんでした。
可愛そうなホープムーン。負けるなホープムーン。


魔力感知で下方から強い魔力を確認していた一行は、第二研究所が地下にあると踏んで捜索。
サクサクっと第二研究所への隠し通路を発見。階段の所で女の子拾得。
拾ったのは当然所長の一人娘ソフィー・レオーネどん。
此処に至ってようやく若い女性出現です。考えてみれば何て華の無い話だったのでしょう。
ソシナ?いや、だってあれアイテムだし。


赤い粉に塗れて階段の途中で昏倒してたソフィーさん。階段の下には研究員の死体一個。
起きたソフィーさんに曰く、研究員がギリギリ自分を救おうと粉をかけてくれたそうです。
所で、猫専用探偵さん。起きて早々のソフィーに一言。


「大丈夫ですぇか?マァドモゥアゼェル?」


アンタ誰だ。一体何に開眼したんだ。


そして話を聞けばあからさまに何か隠してるソフィーさん。
怯えつつ目を逸らしつつ震えつつ泣きそうになりつつ。


でも、割とイマイチ容赦する様子の無い一行

*1:失敗とか失敗とか失敗とか

*2:唯一戦える霊能力者のジャンのMPが既にピンチだった。